終わるってよ、んですぐ始まるってよ
ずっとここを書けないまま平成が終わろうとしている。
思えば、子供の頃には世紀が変わる瞬間に立ち会い、大人になったら元号が変わる瞬間に立ち会えた。いい時代・いい人生かどうかはさておき、こうして境目を渡り歩けたのはなかなかできない体験だ。
とは思いつつ、元号が変わるにあたって、なにか残ることをしようとかはなく、いつも通り午前中は身体が動かずウダウダして、午後にようやっとタイヤを交換しに行ったり花を活け替えたりして一日終わった。
そういえば最近部屋に花を置くようにした。
よく「自分で自分の機嫌を取る」「自分で自分の頑張ったことを見る」というワードを聞くようになったが、目に見える形でないと頑張れたかどうかって分からない。自己評価で頑張っても相対的には当たり前のことも多くて、単に自分を甘やかしているだけな気がしてしまうのだ。
そこで、やりたくない・嫌だけど乗り越えなきゃいけないことをやり終えたときに部屋に花を飾るようにした。200円かそこらの花。小テストで満点取るとつけてもらえる花丸を思い出して、これは頑張れていたんだな、できていたんだなと思えるようになった。
お財布やコスメなど形に残るものをご褒美として買うこともあるけど、枯れたら捨ててしまえる花の方がモノの維持管理が下手で部屋が汚れやすい私の気質に合っている。
(いや必要とあれば財布やコスメも買ってしまうんだけど。可愛いから衝動的に、という非合理的な衝動買いはそろそろ控えめにしようとしている。)
今日お花を入れ替えたのも、元号変わるまでよく死なないでいきてこれた、という意味もあるかもしれない。単に前の花が枯れてしまったのが一番の理由だけど。
大人になったら、子供の頃よりは多少楽になった部分もある。けれど、子供の頃から培っていかなければ上手くやれないことがごっそり抜けている分、思ったよりしんどい部分もたくさんあった。死ぬかと思うときもたくさんあった。(厳密には死ななきゃいけない、という感じ)
そしてたぶんこれからもそんなことが起こる。だって元号が変わっていきなり良くなるなんてことはないし。
それでも簡単に死ぬのは難しいし、できないことがいつまでたってもできるようにもならないし、ダメでもやっていくしかなさそうなのだ。
本当に危機になったらまぁどうしようもないけど…
なので、まぁダメだと思ってもやり過ごせたら花丸ってことにして、明日からもやっていきましょう。
でも、あわよくば自分が理想とする生活や仕事の仕方で行きたいなあ…という欲望もいまだに消えない。一人で自宅でマイペースにできる仕事がしたい…。
以降近況。
私にとって平成のスターといえばSMAPだ。
しかし、萌えとか、好きとか、推せるとか、友人に布教したい、という感情はあまりないし、歌やダンスのクオリティが良いかどうかといわれると、うーん、おススメする自信がない。
でも他のアイドルよりも目が離せない個性がある。5人そろったときの迫力は他に類がなく、品が良い。そしていつでも日常に存在するアイドルはSMAPだった。
でもその日常は当たり前に続くものではないことを知ったのも平成だ。
それからは、自分が可能な範囲で応援をしていた。
3月に、そんな彼ら(の内の3人)によるファンミーティングがあり、私も参加することが叶った。
テレビにおける公開処刑やネット番組での奮闘を折々拝見していた私は冒頭の映像で涙が止まらなかった。
が、本人が登場するとあまりの美にエモもくそもなく盛り上がってしまった。SMAPって実在する人間だったんだ…!夢だけど夢じゃなかった!
歌はどうしても少なめではあったけれど(色々しゃぁない)、フリートークもゲームコーナーも絶妙にユルく笑いっぱなしだった。
それだけでも満足だったのに、終演後は草彅さんのお見送りまで拝することができて、もう尽くしに尽くされ過ぎて事後のような心地だった。なんか知らんうちに会場中抱かれてたわ。SMAPってすごい。あとの2人が揃った日にゃどうなるんだ。
しかも撮影タイムとかある。海外の公演では聞いたことあるけど日本ではかなり先進的なのではないだろうか。SNSにもアップOKって。ここだけ一足先に未来が来てた。
(こういうBlogでの掲載はどうなんだろ…ダメそうだったら消します)
それと、現在一番押しているジャンルの推し兄弟も拝見できた。
ソハヤーーー!!オレだーーーー!!来たぞーーーー!
ただ、現物は撮影不可で肉眼に焼き付けてきた。
若い刀なのでキラキラしていてキレイだった。細かいことは知識不足なのでアレだけど刀身が割に太く、これがキャラクターの骨太な気質に通じているのかな?という感じ。
膝丸はシュッとスタイリッシュな美人さん。
あとは大典太さんに会えれば三池コンプリートなんだけどなんとかならんかな…